万次郎かぼちゃはバリエーションが豊富
昨年、万次郎かぼちゃの苗を購入しようと4月に電話をすると「もう売り切れて予約の受付ができない」と断られました。そこで、なんとかならないか聞くと「よさこい」という品種が万次郎と同じように栽培できると教えられ、購入し栽培しました。
結論から言うと、「よさこい」は万次郎かぼちゃに比べて少し小柄で色艶がよく、食味も香りや味が濃くほっこりとした感じがしました。万次郎かぼちゃと同じ苗の金額でも満足できました。
そこで今年は他にどのようなものがあるか聞いたので以下に羅列します。
万次郎かぼちゃ
樹勢が強く雑草も苦にしない。土作りができていれば、無肥料無農薬放任栽培できる。完全放任栽培でも一株で30個程度は収穫できるという話も。しっかりと手をかけてやれば200個の収穫も夢ではない。雄性不稔ではなく、初期と末期には雄花をつけるが、花を落としたり花粉が少ないので受粉用に別の株が必要。食味はねっとりと粘質で甘い。かぼちゃらしい香りもあるのでスープやポタージュ、ペーストやフレークなどにしてお菓子など加工品に利用される。煮物は果肉が柔らかく煮崩れする。また、甘味が強いので砂糖無しで調理できる。
よさこい
樹勢は万次郎に匹敵するか少し弱い程度。収穫数は万次郎とほぼ同数。万次郎に比べて色は濃緑で果実は一回り小さい(1.5~2.5kg)。万次郎と同様に受粉株が必要。食味は万次郎に比べて香りや味が濃く、ややほっこりとしている。小柄で美味しい万次郎といった印象。見た目も綺麗で青果販売には万次郎より向いている?
白竜
某巨大掲示板でも話題にあがっていたが、万次郎より粉質の品種。樹勢は変わらず、受粉株がいることも同様。果実は万次郎よりスマートで淡緑。万次郎よりは白いといえる?
白宝
これも同様に某巨大掲示板で話題にあがっていた。白竜の小型品種で、収穫数が万次郎の1.5倍とのこと。受粉株がいることも同様。万次郎に比べて粉質の品種。
栗万次郎
これまでは万次郎の母親が違う品種ばかりだが、こちらは父親が違うとのこと。粉質の日本かぼちゃを使った新品種。強い粉質で粘質を嫌う層向けに作られたようだ。詳細は不明。
他にも色々と試されているようで栗白竜?栗白宝?などもあるようです。興味のある方は問い合わせしてみてください。
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