まずはかぼちゃについて
かぼちゃの発祥の地は、メキシコなど中南米です。コロンブスがアメリカ大陸を発見し、ヨーロッパから世界へ広まったといわれています。
日本で作られるようになったのは16世紀、漂流してきたポルトガル人からが定説。大分、長崎、宮崎などから広まっていったようです。
ちなみに日本最古のかぼちゃとして天皇陛下にも献上された三毛門かぼちゃというものがあります。
かぼちゃの語源ですが
南蛮渡来の瓜→南瓜(ナンキン)
カンボジアの荷物から→かぼちゃ
瓜科の植物を意味するポルトガル語「abobora」→ボウブラ、ボブラ
唐から伝わった茄子のような野菜→唐茄子
といったかたちで色々な呼ばれかたをしています。
現在では種苗業界各社から色々なかぼちゃがラインナップされています。
有名どころでは「えびす」「坊っちゃん」「九重栗」といった品種でしょうか。
某巨大掲示板ではこれに「スクナ」「ロロン」などが人気となっています。
これらは西洋カボチャといい、明治時代に日本に入ってきた品種で、ホクホクとした食感と強い甘味が日本人に合っていたため急速に普及しました。
原産はアンデス地帯の冷涼な気候なので、日本では北海道が一番の産地となっています。
現在は、ニュージーランドやメキシコで上記の品種を作らせ、輸入する形でスーパーに並んでいます。
さて、いつまでたっても万次郎かぼちゃが出てこないではないかとお思いだとは思いますが、もう少しお待ち下さい。
つづく
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